あなたに会いたくて
目が覚めると…

目の前にウィルがいた

「ウィル!!」

私は嬉しくて嬉しくて

ウィルに抱きつこうとしたが…

ウィルは、私を避けた

私はショックで…

「どうして、避けるの?」

泣きそうになりながら、ウィルを見た

「裏切った」

そう小さく呟いた

「裏切って…ないよ?」

私はウィルを見つめた

だけど…

「俺がいなくても、あいつがいればいいんだろ?」

そう言って悲しそうに微笑み消えて行った

嫌だ…

行かないで

ウィル!!!!
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