出せない手紙
君の表情が一変したのを覚えています。

それから君は毎日、遠い私の家まで送ってくれたね。


君の家は正反対だったから大変だったよね?

そしてあの日。


いつもクールな君が波だを浮かべて謝っていた。

泣いてるのなんか、初めて見た。

俺といたら、いつまでも忘れられないだろって言って、別れを告げた。


あの時の私は幼すぎて、それを受け入れられなくて……

君を責める言葉をはいてしまいました。

君を沢山責めて傷つけてしまいました。

ごめんね。
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