世界の終りに恋の歌を
びしょびしょに濡れて帰った王子を王様や弟王子、家来達はとても心配し訳を聞きましたが、王子は今朝あったことを話しませんでした。

王子にとって、今朝あったことは大切な出来事だったので、宝物のように胸の奥にしまったのでした。

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