世界の終りに恋の歌を
人魚の姫に王子がこう提案すると、人魚の姫は、

「そうね。お前が私をだましていたら、殺せばいいのよね」

と納得しました。

王子は人魚の姫の身体を抱き上げました。

「姫君、浜に座って、もう少しだけ話をしませんか?」

姫君は頷き、ふたりは浜に座って話をすることにしました。

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