世界の終りに恋の歌を
月明かりに照らされながら、

星を眺め、

海の音を聞き、

寄り添って話をしました。


人魚の姫は、海のお城のこと、お父様である海の神のこと、お母様やお姉様達のこと、人間をどう思っていたかということなど話しました。

王子は、優しそうに微笑みその人魚の姫のお喋りに耳を傾けていました。

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