世界の終りに恋の歌を

歌が終わると、世界にただ一人の観客は人魚の姫に拍手をし、その歌声を称えました。

人魚の姫は王子からの称賛に

「当然よ」

という態度で応えましたが、その頬は嬉しそうに赤く染まっていました。
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