世界の終りに恋の歌を
王子の背中に衝撃が走りました。

振り返ると弟王子が抱きついているように見えました。

ただ、腰辺りが非常に痛みました。

弟王子が言いました。

「あの夜、人魚の姫に殺されていればいいものを」

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