だって大好きなんだもん!!
ふとハルの隣に目をやると、女子寮長も目を丸くしていた。

色白で小さくて、黒くきれいな髪は肩らへんで緩くカールしている。
まさにプリティー!!!

彼女に微笑んでから、ハルにも笑みを向ける。



「久しぶりだね!!ハル!!」

「あ、あぁ…。
本当に怜だよな…?」

ひどい!!あんなに一緒にいたのにすぐにわかってくれないなんて…。


「怜だよー!!びっくりしたでしょ?昨日ニューヨークから帰ってきたんだよ!」

「昨日!?それに何でうちの学校に…?」

「ハルのことなら何でもわかるもん!!」


本当は調べたんだけど…
それは教えてあげない!
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