恋の神サマ!
くっ……………
くやしい!!!!!!!!!!!
なんでこいつの言いなりになんなきゃならないんだぁ!!!!!!
こうなったら……
「あんたの髪が必要だっただけ!!悪い??」
顔が離れてがぜん余裕がでた私は反抗的に答えた。
すると悠芽は悪の帝王のような微笑みをみせる。
「へぇ…そういう態度とるんだ??」
そしてまたすっ、と近づいてくる顔。
ぎゃわわわわわ!!!!!!!!
今度こそ何かされる!!!!!!!!
思わず私は目をぎゅっと瞑った。
悠芽の右手が私の左手から離れ
そっと私の左頬をなで
…………………
ばちこんっ
「いたっ!!!!!!!!」
私はデコピンされた。
「くっ、くくく…」
痛みと驚きで目を開けると、悠芽は心底楽しそうに声を出して笑っている。
………………。
ちくしょう!!!!!!!!!!