恋の神サマ!
Mission1* 彼女の心は誰のもの??
郁おねえちゃんの依頼
「……疲れた」
家の玄関に着いて思わずこぼれた言葉。
だってほんっっとう。
疲れた。
こんな日ははやいとこ寝てしまいたい。
こぼれるため息と共にそんなことを考えつつ、玄関のドアを開ける。
「向ちゃぁぁん!!!!!!遅いっ!!」
「ぐほぇっっっ」
開けると同時にタックルしてきたのは、朝と同様郁おねえちゃんだった。