ミサンガ
足の龍
三年前、私は無難に高校を卒業して 

無難なところで大学受験をして

ココで一人暮らしを始めました。 

学生の街でアルバイトは沢山あったけれど、一人付き合いが悪くて盛んな店が苦手だった私は 

少し・・・・うぅん、かなり汚いラーメン屋さんでアルバイトする事に決めました。

面接の張り紙も何年前に書いたのだろう、と思うくらいボロボロ 

本当に雇う余裕があるのかと疑うほどでした。 

自分も人のことは言えないけど…

どうして、たかはアソコで働いていたの? 

最近になってまた 

そんなどうでもいいような事ばかり想いだすんだ。

右脚の太ももに、とても綺麗な龍を住まわせていたあなたの事を。
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