僕と君の裏事情☆
ストーカーらしき人が悠子さんの、周りをうろついていると相談された。

そんな訳で、私と書記の和矢くんが張り込みをする事になった。



「…ちょっと押さないで!!」

「バカ。静かにしろって!
俺らがいるのばれるだろ!!」

廊下の隅で悠子さんを見張る私たち。


特に怪しい人はいないみたいだ。



「とりあえず大丈夫そうだ。教室に戻ろう。」

「そうだね…大丈夫だよね!」

私と和矢くんは、教室に戻ることにした。

そして、階段を降りていると、紘先輩が目の前に立っていた。


「おい。千枝どこに行く??ちゃんと見張ってろ。」

「えっ??でも怪しい人もいないし…授業も受けないと」

私が紘先輩にそう言うと…

「千枝は雑用係だろ??
授業は後回しにしろ!!
こっちの方が重要だ。分かったら見張りを続けろ。」

「…そんなぁ」

私は嫌々、見張りを続ける事にした。

何で私だけ??雑用って紘先輩が決めたくせに…!!!ヒドイよぉ〜。
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