俺様執事のち、二重人格。
…げっ!!
まさか、拾った執事は、
実は
なんか色々と兼ね備えてた
万能執事だなんて…。
このままいくと、
明日から、周りの女の子
怖いじゃん、これ。
「月、顔が変。」
「うるひゃい!!」
「…バカじゃねえの?」
「…」
もうヤダ…。
私、
そんなこと全然知らずに
契約しちゃってた…。
さすがにこれだけは、
は強気になれないよ…。
だって、
私と水上爽汰なんて
釣り合わないに
決まってるもん。
「何病んでんだ、バカ。」
「爽汰さ…のせい…」
まだ呼び捨て慣れない…。
「釣り合わないとか
思ってんの?」
…超俺様。
「はぁ…なんかあったら
守ってやるよ。
…俺はお前の執事だ。」