俺様執事のち、二重人格。
「…きゃっ!?」
ベッドに
押し倒されてました。
「…爽汰?」
爽汰に見下ろされるから、
目を逸らすしかない…。
「なんか、
今日、月らしくなくて
調子狂うんだけど。
生易しいことしか
言わないし、
なんか…煽られる。」
はいいっ?!
あっ、煽るって…
それとこれと
どうやったら
煽ることになるの?
…いつもより、ちっとだけ、
優しいだけなんだけど。
それとも、アタシが
体触ったせいで
むっ…ムラムラ
したとかっ?
「それに…
お前も怪我してる。」
爽汰が言った瞬間、
爽汰のキスが
傷の箇所に落ちてきた。
「爽汰っ、やめっ…」
恥ずかしくて
抵抗してみるはものの、
あちらは男…いや獣なワケで
ビクともしません…。
…もう、
泣いてもいいですか?
「…顔まで怪我してる。
酷い奴らだな。」
ニヤって笑って
頬の傷にキスをする爽汰…
エロすぎるっ!!
…アタシが文句言えないの
わかってて、
調子にのりやがってっ!!