俺様執事のち、二重人格。



そして、
押し返しているはずなのに
ビクともしないのは、
やはり
男の子だからなのでしょうか…。



綺麗な顔はこちらを
見つめたまま、甘い吐息を
漏らしちゃってて…





…不敵に
クラクラさせる爽汰は
やっぱり完璧で、

見つめられるだけで
だんだん、ぽーっとして
受け入れちゃう自分が憎い…。







気づいたら爽汰は、
私の髪の毛を軽く引き寄せて、

宙ぶらりんだった手は
爽汰によって、爽汰の
首もとに巻き付けられて…







やっ、待とうか。
エロい、エロい!!




そして、くっ、苦しい…

胸板を
ドンドンと強く叩いた。







「んっ…
相変わらず、甘い、月。」



酸欠になりかけた途端、
離れた唇。







そして、二人の友人?は
目撃者と化してました…




「月って…
以外と大胆なのねっ!!

いっ、いいのよ!?
この世には男と女しか
いないんだから!!」



「どこの誰だよ…
執事らしい行動、
俺に要求したのはっ!!

ああ月チャンの純潔が…」


「…おめぇほどは
手出してねぇよ、バカ」






コイツラ、なんですか?






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