俺様執事~TRADE KISS!【短編】


ピンポーン



チャイムがなった。



母が壁時計を見て言った。



「あ、もう来ちゃったかな?

悪いけど、杏奈、出てよ」



「え~」



「『え~』じゃないの!

おかーさん今、手が離せないんだから。

ほら早く!」



母にせき立てられ、私はしぶしぶ玄関へと向かった。


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