*― リ ト ル―*
なによっ!アイツ!!

人にぶつかっておいて誤りもしないで!

しかもあたしの大事なものまで壊しやがって!!

あたしは涙をこらえて走った


「はぁ・・・はぁ・・・」



あたしはくつを履き替え、クラスの中に入った。

えーっと...あたしの席は・・・ってまだ決まってないか...

とりあえず、後ろの方にすわっておくかぁ。



「はぁー・・・」



あたしは目を赤くして頬杖をついた。

憧れの学校に入学したのに、初日にキーホルダー壊されるなんて・・・。



「もう・・・最悪...」


あたしは腕の中に顔をうずめた
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