アイドルの家政婦!
時同じ頃‥‥
聖夜は先程、春菜にした事に悩んでいた
はぁ…
なんでだろ。
春菜さんとは仲良くしてたのにな
というか
見られたくなかった
単に【彼女】を見られたくないとか、プライベートだからだとかじゃなくて…。
「ってゆうか…」
例の写真たてを見つめる
「もぅ、とっくに終わってるのにな…
なんで今まで飾ってたんだろな…
俺カッコ悪い−」
そう言うと、
ドアを開け放ち
自室を出ていく
向かった先はキッチン
――‐
「春菜っち!俺オムレツ作るのなかなか上手いっしょ?!」
「男の人が卵料理得意なんて凄いです!」
会話が弾み、春樹は嬉しそうにお昼を作っている
そんなことお構いなしに聖夜は春菜に近付いた
「春菜さん」
振り向いた彼女の肩を捕まえ
「さっきはごめんなさい
…どうしようもなくなって…
その…」