アイドルの家政婦!
「俺、写真たての彼女とは随分前に終わってるんです。
俺がデビューした頃にはもう…。
会えない日々が続いてて、そんな時に好きな奴が出来たって言われて。
凄いショックで、信じたくなくて、俺が売れたらまた戻ってくると思ってそのまま飾ってたんです。
でも戻っては来なかった。
…あの子が凄く好きでした。だから未練たらしくいつまでも…
だけどオレ、春菜さんに言われてあの頃以上に哀しくて。
あなたに誤解されたままじゃ嫌なんです。
…俺の気持ち、わかりますか…」
熱っぽい視線を注がれ
身体が硬直し
春菜は見つめることしか出来ない