アイドルの家政婦!
「やめてください」
てをどかしながら立ち上がり、振り向きもせずに部屋を出ていった
「んだよ。みんなしてさー‥。俺だって成果だしたくて頑張ったのによ。
むしゃくしゃしたから出て来たんだ。何が悪いんだよ。
‥あぁ、胸糞わりぃ‥」
ベットの上にあぐらをかいて座り、タバコに火をつけ窓の外の景色を眺めた
「いつから吸い始めたんだ?」
びっくりして振り向くと、開け放たれたままだったドアにもたれかかった涼が呆れ顔で魁斗の手にあるタバコを見ていた
「‥つ、つい最近っす‥。」
あぐらをやめ、うつむきながら言った。
‥また説教かなぁ‥
涼は叱ってくれる良いお兄さんだか、時たま見せるSっぷりは恐ろしいものがあり、魁斗はびくついた
「フーッ。まぁ、身体に悪いから、やめておけよ」
「えっ?は、ハイ‥」
予想外の台詞に戸惑う
涼はそれを聞くと、持っていた小説を開きながら出ていこうとした
「あ、」
「ん?何だよ」