【短編】甘い強引彼氏。
はぁ、ほんとブルー。
「どうしたの?暗い顔して」
屋上で昼食をとりながら、アヤメがあたしに聞いた。
「だってさぁ……。目逸らされたんだもん」
「変な意地張ってないで、喋りかけなよ」
意地っていうか、なんていうか……
あぁいうことがあった喋りかけずらい。
「あんたたち、ただでさえ恋人にあまり見えないんだから、このまま自然消滅しちゃうよ?」
うぅ……
確かに……
だけどさ、実際城島君、相田さんの密会してたわけだし?
「それはなにか理由があったんだよ」
それでも、なんであんなに親密なの?
「それもなにか理由が……」
だーーーーー
「もうっ!!!」