虹色パウダー




「そう言わずに。何かあってからでは困るだろう」




「本当にいいです!!」





トボ助の右手が……



桜子の腕へと伸びた。





危ない!!






ガラっ!!





涼太達が覗いていた扉が乱暴に開いた。





「てめー、何やってんだ?どうして生徒の携帯番号なんて無理やり聞いてんだよ」




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