学校の怪談・続編
帰る間も沖野はずっと爪を見ていた。


「キモイな…」
「うん…」

沖野は狭くて細い道に入って行った。


そしてしばらく行くとごみ捨て場があって、その前でとまった。


「うふふ…ねぇ鏡子さん。私はあなたの言う通りにするわ。ねぇどうすればいいの?」

捨ててある鏡に愛しそうに喋りかける。
< 59 / 83 >

この作品をシェア

pagetop