(#`皿´)申し訳ありません、ご主人様!!
お仕事です
朝目が覚めると憂鬱で仕方なかった…

あ〜あ、もう仕事という名の修行が始まるよ



重たい足にムチを打って食堂まで歩くと、上杉さんが私を変な目で見た

「???あれ、どうしたんですか?」

「小桃ちゃんの分は今日から無いわよ…」

はーぁー!?

イジメですか?ダイエットでもしろってこと!?

ムカつくっ!

「坊っちゃんのお部屋で食べることになったんですって…」

はい?


私が鬼のような形相をしていたからか、上杉さんが優しく言った



って、それって…



「これから毎朝、坊っちゃんと一緒にご飯食べるんですかー!?」

真っ青、真っ白、真っ黒!!

「予定表が届いてるわよ?朝と言わず毎食…」

「いやー!」

私は頭を押さえてしゃがみこんだ

何で毎食???

ご飯くらい気の許せる人と食べたいのに〜



「まあまあ、これもお屋敷のためお屋敷のため!」

料理人さん達まで笑って話す…



絶対面白がってる…



住み込みチームはみんな仲がいい

寄せ集めの家族みたいだから


通いチームは坊っちゃん目当てのメイドさんとかがいるから、色々あるんだけど…


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