(#`皿´)申し訳ありません、ご主人様!!
坊っちゃんはしみじみ私の顔を見つめると、口を開いた

「…お前…」

一瞬、生唾を飲み込んでしまった

「何だ?その化粧は!?」

は、はい?

化粧…ですか?

「えっと…今日はきちんとしてみたつもりですが…」

一応、先生にも会うわけだし…と思って

あまり好きじゃないんだけど


「お前、こうしてみるとスッゲーブスだな!」


……………


はーぁー!?


ソレを選んだのはドコのドイツだよ


「お前のスケジュールにヘアメイクも追加しておかないとダメだな!」


超――――ムカつく!!!

私はふて腐れた顔で、とってもおいしい朝ご飯を食べた









それから毎日私のレッスンは続く…

不思議な事に坊っちゃんの連れてくる先生は、特別なのかわからないけどすごく面白くて、私は嫌ではなくなっていった








< 14 / 67 >

この作品をシェア

pagetop