(#`皿´)申し訳ありません、ご主人様!!
結局何もわからないまま夜になってしまった…



今日は東海林さんも居て、3人で行動する

私は東海林さんの仕事も見なければならない


だって東海林さんの補佐もしなきゃいけないでしょ?


「今日のアイツの顔、見たかよ!?」

「やはり、倉科様はチェスだけは苦手なようですね…」

「アイツは先を考える力が育ってねーんだよ…」

…どうやら今日はチェスをしにどこかへ行ったらしい…


将棋とか碁とかじゃないんだね…

チェスとかなんだ、やっぱり…

東海林さんは坊っちゃんを立てることを忘れず、なおかつ飽きさせない会話を持っている


食事の仕方もすごくきれいで…


やっぱり長年側にいる人は違うんだな〜






今日もクラブに来ては、何だか楽しそうにしている坊っちゃんを、東海林さんと並んで見ていた


「小桃さん、坊っちゃんに課題を出されたんですって?」

「はい、無理難題を…」

東海林さんは微笑んだ…

「完璧な相手を求められて大変ですね…」

「まったくです…」

私は坊っちゃんを見つめた…

「私はクリア出来る自信がありません…」

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