(#`皿´)申し訳ありません、ご主人様!!
車を降りると、女子からの黄色い声

そしてその後に、私に対するブルーな声…

やっっっぱり!!

「何あの子?」

「ダサっ!何で冬馬様と?」

「秘書じゃない?雰囲気的に…」

ほら、結局何か言われるなら、小綺麗よりこっちの方が風当たりがゆるいんだよ…

私の判断は間違いじゃなかった!

「これ、俺の秘書だから」

坊っちゃんが突然周りに対して大きい声で宣言した

「故に、文句つけんなよ」

そう言って、坊っちゃんはスタスタと校舎に消える…

あの〜、私、何処に行けばいいんですかね…



「新入生はこっちですよ」

東海林さんが優しく教えてくれたので私はそちらへ向かった

東海林さんは中には入れない




私が渡り廊下を抜けると、掲示板があり、クラス発表がしてあった

私は名前を確認して席につく頃には、すっかり動物園の珍獣扱い

みんなの白い目が痛い!




「安西さん?」

「はい?」

私は隣の席の女の子に話しかけられる

「私、錦城マリア。よろしく」

「あ、よろしくお願いいたします」

「あの冬馬様の秘書なんだって?」



やっぱり来た!!!







はあ…

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