(#`皿´)申し訳ありません、ご主人様!!
が、学校の食堂ですよね?

な、何でステーキ?


私が見つめてると、坊っちゃんはなにくわぬ顔でナイフとフォークを持った

「小桃、今日の俺の予定は?」

突然聞かれたので、私は一瞬頭が真っ白になった…

「あ…本日の予定は、17:00より衣装合わせ。18:00よりドイツ語の講座。空きまして21:00より専用ジムでの通常カリキュラム…」

「お前の予定は?」

「わ、私ですか?私は17:00より中国語講座、着付け、茶道が1時間ずつ。食事休憩の後ダンスレッスンです」

「お前、秘書らしくなってきたじゃん!」

お?これは誉められてるんだな…

珍しい…

「あ、ありがとうございます…」

「まあ、頑張れ」

「は、はあ」

何だ、それ?調子狂うな…

まあ、しなくて良いことを坊っちゃんのワガママでやってるんだから、それくらい言ってもらわないと…

まあ、私のスキルアップはかなりありがたいんだけど…


そんな事を考えながら、珍獣になりながらも美味しいランチをいただいた

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