(#`皿´)申し訳ありません、ご主人様!!
は?

ち…

チェス〜!?


「やったことありません!」

「この俺様がルールを教えてやる!ありがたく思え!」

ええー!!

あんたが勝手にやりたいだけでしょ!?










「よし、じゃあ始めるか…」


ざっくりルールを教えてもらい、二人で向かい合って座る


「お前、この俺様が立てたカリキュラムで生活して、一体何がそんなに不安にさせるんだ?」

「初めての事に緊張するのは当然の事ではないんですか?」

2人交互に手を動かす

「緊張?何に緊張するんだ?」

「失敗することです」

「どんな?」

「どんな!?」

そう言えばどんな失敗が怖いんだろう?

私が言われた事を考えていると、坊っちゃんは素早く手を打ってきた

「あ」

「甘い!」

私が今度は次の手を考え込むと、坊っちゃんが口を開く

「今度のパーティーは家族連れのアットホームなパーティーだ…言わば、交流会といったものだな」

「交流会…」

私が進めていくと、坊っちゃんはすかさずまた攻めてくる

「そんなパーティーで、お前はどんな失敗に恐れてるんだ?」

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