まりぉchanの秘密。
俺は、真莉乃につれられて奥の部屋に来ていた。
聞く限り真莉乃の部屋らしい。
女の子っぽいといえばそうだろうが…
部屋のいたるところにサッカーのユニフォーム、写真、サイン入りボール
とにかく…サッカーファンといった感じだ。
真莉乃は鞄を放り投げさらに上の階へ俺を誘った。
「もうばてたの?まだまだ。」
そう言いながら登ること5分
大きな扉のある部屋に着いた。
どうやらここがお父さんの部屋らしい。
それにしても、まじに家でかい………
「お父さん?入るよ~。」
「おぉ。真莉乃じゃないか。おや?後ろにいるのは?」
そのとたん、真莉乃の顔が真っ赤になったが、ゆっくりと説明を始めた。
「こちらが、私の彼氏の中森 卓也君」
「どうも。」
部屋の大きさだけでも気が引けるのにさらにお父さんとなったらさらにだ。
なんか、総理大臣についてそうなSPまでついてるし…。
「あぁ!!君が噂の!!いやぁ~。よく来てくれた。真莉乃お仲良くしてくれているそうだね。真莉乃から君の話をよく聞くよ。」
「お父さん!!ところで美優お姉様は!!」