まりぉchanの秘密。
「お母さんとかの許可はあたしが聞いておくから…それかさ、執事になってみない?」
「どちらも遠慮しておきます。」
そんな忙しくなるようなことしたら、真莉乃と2人になれねーじゃねーか!!
「でも、真莉乃と対等になろうと思うと、大変よ?」
それに一理あるのは分かってる。
でも、でもそんなことでもし、もし真莉乃を泣かすようなことがあれば俺は一生自分を許せない。だから…
「大丈夫。執事だったら…ね?」
美優という人は意味ありげな顔でそう俺に笑いかけた。