まりぉchanの秘密。








「ごめんね。健伍に言ったら迷惑だろうって思……」










俺は、真莉乃が言い終わる前に抱き締めた。
真莉乃が愛おしい。好きだ…好きだ、好きだ、好きだ!!!
もう、抑えが効かねぇ…。








「俺は…私(わたくし)は真莉乃お嬢様が…大好きです///」






俺は…俺はなんてことを言っているんだ…。
自分でも恥ずかしくなった。
【大好きです///】なんて言ったことねぇーぞ、ったく。






「健伍?冗談でも大好きです///なんて使っちゃだめだよぉ~♪」








明らかに、馬鹿にした言い方。俺の【大好きです///】にはまったのかクスクスと笑っている。くそぉ!!俺が大人しくなったと思えばっ!!





「真莉乃?俺は冗談でそんなこと言ったんでもないから。全部本気(マジ)。それでも信じない?」






(コクコク)





真莉乃はすぐに頷いた。頷いただけなのは俺の顔が近いから…だよな?








< 142 / 274 >

この作品をシェア

pagetop