まりぉchanの秘密。
「ちょ……どこ行くの?それにす……」
「いいとこ。あいつには承諾を得た。」
そう言って歩くスピードを速める。
は…速い!!
「まって……転ぶ…わっ!!」
案の定足が絡まって転びそうになる。
それを中森が受け止める。
「あっぶねぇ。気を付けろよ。」
そう言って歩くスピードを少しだけ緩めてくれた。
「ついた。」
電車やバスに乗って着いたのは遊園地。
「遊園地?」
「そう。思いっきり遊ぼうと思って。」
中森はあたしに笑顔をみせてくれた。
ドキってなる……。
それから、バイキングに乗ったりジェットコースターに乗って中森が酔ったり。
最後は観覧車に乗る事になった。
「綺麗……。」
夕方頃だったから夕日が凄く綺麗だった。
「俺さ。」
急に中森が口を開いた。