まりぉchanの秘密。
side:Marino
や、やばいって!!
あたし、なんて声出してるの?!
「ぁんっ」て!!
でも、中森の手はあたったままで。
絶対、ドキドキが伝わってしまうっ…
「はぁっ…はぁ…。」
中森が口を離した。
酸素不足なあたしは、息を思いっきり吸う。
危ない…あたしの生命にかかわるぞ…。
「やっ……。」
急に中森の手が動いた。
それにいちいち体が反応してしまう…。
「そろそろ…いい?」
そう言って手が服の中に入ってきた。
やっ…ちょっと、それはやばいってっ!!
でも、あたしがいいって言ったんだし…
ひくことはできないよなぁ…。
「優しくするから。」
中森はあたしの服に手をかけながらあたしの耳元でそう囁いた。
もうだめ……そう思った瞬間。