まりぉchanの秘密。
[コンコンッ]
「卓也ー?真莉乃ちゃーん?いるかしら?」
「「やばい、やばいっっ!!!!」」
急いでベッドから降りてあたしは窓のほうへ行き、
なかも…ちがった。卓也は机のほうへ行ってた。
「あ、いたいた。あら?どうしたの二人とも真っ赤よ?」
な、なんか言わなきゃ!!
「あ、窓開けてなかったんで、今まで暑かったんですよー。」
「そうそう。」
続けて卓也が言う。
「そう?卓也もせっかく真莉乃ちゃんが来てくれたのに机に座ってないで。あ、真莉乃ちゃんクッキー好き?下で一緒に食べましょう♪」
そう言ってあたしの手をとって卓也の部屋を出た。
後ろを振り返ったとき卓也が、安心と残念の意味を込めたため息をついていた。