まりぉchanの秘密。
「……でねぇー!!……」
はぁ……危なかった…。
見つかってたら、本当どうしようかと思った。
「ねぇ、真莉乃ちゃん。」
「は、はい。」
中森のお母さんの目がキラキラしてる。
な、なんか寒気が……。
「今度、卓也と二人で旅行しようかと思ってたとこなのよ。真莉乃ちゃんも一緒に来ない?」
え、旅行?!
「そ、そんなせっかくの二人の旅行をっ……。」
「いいのよー。真莉乃ちゃんがいた方が卓也も笑顔になるしー。」
「うっせ。」
卓也が照れながらお母さんに怒ってた。
親と、こんなワイワイできるなんていいなぁ…
なんて、ちょっと羨ましく思った。