まりぉchanの秘密。
『大丈夫ですよ?』
あたしの口に人差し指をあてウィンクした。
あたしは、腿井さんの指示に従って部屋に入った。
扉から声が漏れて聞こえる。
『二人とも…こんなところで何やってるんですか。』
『腿井!!聞いてよ、こいつが…』
『それはこっちのせりふだ!!腿井さん!!こいつが!!』
『はいはい。分かりました。でも今はそんなことしている時間ではありませんよ?』
『『うぅ……。』』
『今日の真莉乃様を起こす担当は卓也のはずですが?』
『だから、俺が起こしたら今度からは俺が起こす!!って健伍が!!!』
『お前は、起こし方が雑なんだよ!!』