まりぉchanの秘密。








まさか、こんな美人さんが彼女とは…。
まさに、美男美女だな。





「んー…美人さんだったらこんな感じがどう?」




あたしがお勧めしたのはハートがたくさん造られているネックレス。
シンプル イズ ベスト っていうからね。






しかし、圭介君は少し肩を下げて





「彼女、あんまりハートとか好きじゃなくて…。」





たしかに、ハートは可愛い系の女の子に似合うからなぁ…。
あたしが店内をぐるぐる見て回ると…




「これなんてどう?!」





蝶をモチーフにところどころに紫が散りばめられている。
これなら、美人系って感じがする。






「うわっ……綺麗…ですね。」




圭介君も呆気にとられている。
うんうん。これでいいみたい。





「これくださーい♪」





あたしは、そのネックレスを持ってレジへと向かった。





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