まりぉchanの秘密。

side:Takuya








「はぁ?」









「だから、マリオ今保健室にいるんだって。」










俺は今、憲兎からさっきの教室での出来事を聞いていた。実際見てないからわかんないけど…どうせ碌でもない妄想でもしてたんだろうけどな。
(はい。まったくもってその通りです。By真莉乃)






「だから、理科の授業は休ませることにした。」








「はぁ?!」






ちょっと待てよ。
真莉乃がいなくなったらどうするんだよこの班!!こんな男だらけの班やだぞ俺。
それでも1班4人いるはずなのに3人なんだぞ!!ここ。なのにさらに1人減ったら男子2人班じゃねーかよ!!!





「あ…だめ、俺もフラっときた。」






「はぁ?だったら休んでこいよ。」






「そそ。カレカノどうし"保健室"でゆっくりしてこい。」





「あぁ。」






俺は、そそくさと理科室を後にした。
あいつ…保健室のとこだけ協調しやがって…











憶えてろよ









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