まりぉchanの秘密。
「はぁ…」
俺は深いため息をついた。
とにかくこれをどうにかしないと…あとあと大変なことになる。
俺は覚悟を決めて真莉乃を起こした。
「んぁ…ふぁ?」
「ベッド、濡れまくりだから。」
「は?ベッド…は…は!!な、中森?!」
驚くのそこかよ。
と一人で突っ込みながら話を進める。
「まず、体を拭いて…拭くのはこのタオルでいいか、後そこの引き出しから予備の制服出して、制服は洗濯機のなか。わかったか?」
「はぃ…」
真莉乃はしぶしぶタオルを受け取り、カーテンを閉めた。
そりゃ、しぶしぶにもなるよな。
最近ずっと話してなかったしってかデートにもろくにつれていけてねーし。
久しぶりに会ったかと思えば注意されて話す機会もなくなったし。