ぽ ん ス ケ
たぬきのぽんスケ!
ワンワンワン


ニャーニャーニャーニャー


ゎたしは、ただのたぬきだぽん。

メスだぽん。

ちょっくら山を下っていたら…


「変わった猫だなぁ~!全身茶色だし、尻尾も太いし~!めっずらしぃ!」


・・・阿呆な人間のオスに拾われたぽん。

と、いうかさらわれたぽん。


「ほーらニャーニャーって鳴いてみぃ!」


だーから、わたしはたぬきだぽん!!!!!


「やべーなこの猫…。喉やられてるのか?耳聞こえないのか?」


だーかーらぁぁぁ


「キイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!」

「おっ鳴いた!ニャーじゃないけど」


たーぬーき だぽん!!!!!

あんな目つき悪い猫と一緒にするなぽん!!

ほらよく見てみ!


周りにいる猫とは全然違うだろぽん!


「まっ、いっか。ニャースケはぁ、シャルロットと同じケースで寝てねー。」

おいー!だから猫じゃないぽん~!ニャースケってなんだ!

どうせならぽんスケにして~!

ってか猫とこんな密室でいるのかぽん!?

この阿呆人間!

「よいしょっ。重いね~ニャースケぇ」

わぁぁぁ!!

ちょっとカッコいいからって気安く


「さわるなぽん~!!!!!!!」



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