あま甘彼氏
『楠木・・・くんっ!!』
バッ
は、はぁ・・・
痛かった・・・
ここは、誰も通らない薄暗い廊下。
なんでこんなとこに・・・?
なんとなく楠木くんが怖くて、
後退りした・・・はずなんだけど。
2歩くらいのとこで壁にぶつかった。
逃げ場がなくて、
恐怖感で足の力が抜けて、
そのまま尻餅をついた。
『楠木く・・・っんん・・・』
強引にキスされた。
楠木くんが何を考えてるのかまったく分からなくて、
あたしの頭はバクハツ寸前。