【短】あたしの学校は元男子校!?



そんなことを考えていると、視界が真っ暗になった。


そして、柔らかいものが唇に当たる。



「ん!?」



もしかして、今あたし…キスされてる!?


え…ちょっと待って!!


これって…俊也君だよね??


拓也君じゃないよね??



そんな風にパニック状態になっていると、やっと唇が離れた。



「ゴミを取ってあげたお礼な」



そう言って、ニヤッと笑う俊也君。



お礼!?


キスが!?



「そこの2人早くラインについてね」



先生が指示する。



もう、あたしの番なのか…。


恥かきたくないよ…。



あたしは、ピストルと共にダッシュした。


カードを手に取る。



内容は…



は!?


お姫様!?



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