【短】あたしの学校は元男子校!?



その時…



「紅葉…可愛い〜!!」



拓也君が、いきなり抱きついてきた。



「おい!!拓也、邪魔すんなよ!!」


「何??紅葉は俺のもんだけど??」



いつ、あんたのものになったのよ!!



「紅葉〜!!萌え〜!!」



拓也君と退かして抱きついてきたのは、周くん。



「メイド服も見てみたかったけど、こっちも可愛い」



そう言って、あたしをきつく抱きしめる。



ちょっと〜!!


この3人…どうにかして〜!!


相馬と吾磨君は、何処行ったの〜!?



「あ…俺行かなきゃ…」



拓也君は何処かへ、行ってしまった。



次、借り物競走なのかな??



「だったら、2人で触り放題じゃん!!」



俊也君と周くんは、嬉しそうにしている。



「…なわけないでしょ!!」



あたしは、そんな言葉も無視して、借り物競走が見える場所に移動した。



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