【短】あたしの学校は元男子校!?



「お2人さん、これはどういうことかな??」



俊也君と周くんが、顔をズイッと近づけて聞いてくる。



「あ…付き合うことになったんだ…」


「マジで!?」



あたしが言うと、相馬や吾磨君も近寄ってきた。



「えぇ!?紅葉…マジ!?」



周くんが、あたしに抱きついてくる。



「え…周くん!?」



何で泣いてるの!?



「周…俺の女に触るな…」



そう言って、あたしから周を離す拓也君を見ていると、凄く嬉しくなった。



「はいはい。熱くなってないで、さっさとたこ焼き作りなさい」



そこに突然現れたのは、先生!?



「先生!!いつからそこに…」


「さっきから、聞いてたんだけどね…」



え…最悪!!



「ま、広めないから、安心しなさい♪」



この先生、安心できないよ!!



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