【短】あたしの学校は元男子校!?
そして、そのまま拓也君の舌が入ってくる。
あたしと拓也君の舌が絡まる。
意識が遠のいていく。
何だか気持ち悪い。
「た…くや君!!」
あたしは、拓也君の胸を押した。
相手は勿論男。
適うハズがない。
「あれ??もうギブ??」
拓也君が左の口角をクイッと上げて言った。
「それとも、もう1回してほしい??」
「ううん!!」
あたしは、勢いよく首を横に振った。
「酷いな…。じゃあ、最後にいっぱいしとく…」
そう言って、拓也君はあたしに唇を重ねた。
何回も、時間を掛けて、角度を変えて…甘いキスをしてきた。
5回くらいすると、拓也君はやっと唇を離した。
「じゃあ、続きはまた明日な。俺の姫」
「明日!?」
「そ。明日もやるから」
「え!?」
あたしのファーストキス…入学早々奪われました…。