この世の果て
どれ位、倒れていたんだろう。
口の中が、砂でじゃりじゃりする。
そして、夢のつづき───
僕の少し先には、砂漠の終わりがあった。
悲しみの森。
「本当だったんだ・・・。」
不思議と、疲れは感じなかった。
空腹さえも。
僕もまた、黒い森の中に吸い込まれていった。
口の中が、砂でじゃりじゃりする。
そして、夢のつづき───
僕の少し先には、砂漠の終わりがあった。
悲しみの森。
「本当だったんだ・・・。」
不思議と、疲れは感じなかった。
空腹さえも。
僕もまた、黒い森の中に吸い込まれていった。