この世の果て
僕は幾つかの白い花と共に、彼女を埋葬した。
大きな樹にも、緑の葉っぱが生えてみすぼらしくはなくなったから、きっと、いい墓標になるんじゃないかな。
僕は、二度と彼女の傍を離れたり、しない。
顔の欠けた女神が、僕を迎えにくるその日まで。
(完)
大きな樹にも、緑の葉っぱが生えてみすぼらしくはなくなったから、きっと、いい墓標になるんじゃないかな。
僕は、二度と彼女の傍を離れたり、しない。
顔の欠けた女神が、僕を迎えにくるその日まで。
(完)