*俺だけのマドンナ*
「はい?そっちが先に張り合ってきたんでしょ?私はそんなつもり、全くありませんから。」
「じゃぁレイトを呼ばないで!」
「あなたに関係ないでしょ。レイトを呼ぶのは私の勝手でしょ。」
「レイトは優衣の彼氏なんだから!」
あちゃー。
それ言っちゃダメっしょ。
「そう。ふふふ。」
「何がおかしいのよ。」
「可愛いわね。そう思ってるのはきっとあなただけよ。」
やっぱ綾子は大人だな。
優衣は会話が子供だ。
「‥‥!違う!だよね、レイト。」
えー、俺に振るなよ。
俺は笑ってごまかした。
「レイト、私今日は帰るわ。改めてまた来るね。」
綾子は帰っていった。
「ムカツクあの女。」
優衣は怒りMAXだ。
あ〜ぁ、めんどくせぇ。