*俺だけのマドンナ*
優衣は走って帰っていった。
あーもう!うぜぇ。
マジうぜぇ。
俺はイライラを押さえるために
またタバコに火をつけた。
部屋に帰るまで、
いったい何本吸ったか
わからない。
気付くと、あけたばっかりの箱が
空になっていた。
明日も出勤か。
行きたくねぇな。
あ、そういえば、
アリサ、何してんだろうな。
またアフターとか行ってんのか。
自然とまたアリサのことを考えながら
俺は眠っていた。